中国原産と言われる犬種はヨーロッパに於けるテリア種のように
近縁種が見当たらないのが特徴です。
宮廷のような隔離された空間での長い年月は、
一犬種の系統を高度に固定するには有益に作用したのでしょう。
シーズーは「頭部はライオン、骨格はクマ、足はラクダ、歩様は金魚」と評され、
顔面のあらゆる場所に長毛が放射状に生える様子が菊の花に例えられました。
外見はペキニーズに似ているが、長い毛が頭部を覆い、
ほとんど目と鼻を覆い隠しています。
全身が長い毛で覆われている他、大きな耳にも長い毛があり、
頸の毛と混ざっているように見えます。
体高より体長がわずかに長い、丸い頭に丸い目、受け口にぺちゃんこの鼻、
頑丈でコンパクトな体型をしており、その体全体が豊富な被毛で覆われています。
長毛ですが抜け毛は少なく、体臭もあまりありません。
愛玩犬として作られた犬種ですが、見た目よりも頑丈な体つきをしています。
表情は愛らしく純真で、愛情溢れる人なつこいしぐさで人々を魅了します。
なめらかでゆったりとした足取りで、
しっかりと地面を踏みしめて歩くのが特徴的で、陽気でかつ敏捷です。
誇らしげな態度を持つ反面、気立てが良く、遊び好きです。
コーギー
パピヨン
ミニチュアシュナウザー
マルチーズ
シーズー
唐の時代、中国とチベットの国交が皇室同士の婚姻により始まります。
当初はその結婚の貢ぎ物として中国へ献上されていた獅子狗ですが、
清朝時代(1644〜61)にはダライ・ラマが中国の皇帝に献上するなど、
獅子狗を贈られること自体が大きな名誉となります。
最後の献上は1908年、西太后の死の数ヶ月前にダライ・ラマより贈られています。
仏教やラマ教では獅子は神聖なる動物として魔除け効果があると信じられていました。
仏教では文殊菩薩さまが、獅子を眷族として魔と闘っていたとか。
旅は小さな犬がお供をして、
文殊さまがその背に乗ると姿が獅子に変わり大空を駆けたとか。
「頭部はライオン、骨格はクマ、足はラクダ、
歩様は金魚、顔の毛は菊の花、歩様は金魚」
と言われていました。
神聖な生き物として獅子狗(シー・ズー・クォウと発音)と
呼ばれたことが、名前の由来のようです。
「獅子」は神格を有する動物として認識されていたため、
「獅子」を具現化した犬種として相応の待遇で飼育されました。
シーズーは革命前の中国で皇帝や貴族の愛玩犬として大切に飼育され、
絵画や無数の彫刻に描写されていますが、
庶民が飼育することは許されていませんでした。
宮廷のような隔離された空間での長い年月は、
一犬種の系統を高度に固定するには有益に作用したようです。
チワワ
ダックスフンド
ポメラニアン
ヨークシャーテリア
柴犬
シー・ズーは、似たような頭部を持つパグやペキニーズ、
ラサ・アプソといったイヌたちと同じルーツを持ちます。
これらのイヌの起源は定かではありませんが、
チベットや中国で獅子狗(シー・ズー・クォウ)とよばれる
イヌであったという説が有力で、
時を経て人の手により別々の犬種として確立されていったようです。
唐の時代、中国とチベットの国交が皇室同士の婚姻により始まります。
当初はその結婚の貢ぎ物として中国へ献上されていた獅子狗ですが、
清朝時代(1644〜61)にはダライ・ラマが中国の皇帝に献上するなど、
獅子狗を贈られること自体が大きな名誉となりました。
この獅子狗は1600年代には抱きイヌとして、
1800年代には袖の中に入れるイヌとして、中国の上流階級の間で流行しました。
その後、外国高官の手に渡った獅子狗は中国から流出し、海を渡ります。
1930年、中国にいたイギリス人が4頭のシー・ズーをイギリスへ連れ帰ったほか、
1932年にもオランダ人の中国駐在員が宮廷生まれの1頭を含む
3頭を連れてノルウェーに赴任しました。
その繁殖した子犬をノルウェーのマウド王女が
イギリスのヨーク公爵夫人に贈ったことで、
イギリスの王室でも愛される存在となります。
イギリスで改良を加えながら繁殖が続けられ、
現在のシー・ズーとしての容姿の基礎を確立しました。
トイプードル
フレンチブルドッグ
パグ
ジャックラッセルテリア
ボストンテリア
全身が長く細い被毛で覆われていて、
特に顔にかかる毛は目を隠すほどに長いので、
普段からリボンなどで止めてあげます。
大きな耳にも長い毛があり、頸の毛と混ざっているように見えます。
ひげと頬ひげは鼻のところで上向きに生えて判然とし、菊の花のように見えます。
被毛は上毛と下毛の二層構造になっており、
長い上毛が密集してはえています。
上毛は長く縮れず、柔らかい肌毛が良いです。
毛色は全てが許されていますが、額に白いブレーズがあるのと、
しっぽの先に白い部分があると高く評価されます。
毛色はスタンダードとしての規定はなく、さまざまな色が許されています。
日本ではゴールド&ホワイト、ブラック&ホワイトなどの
パーティーカラー(2色の毛色)が多いようです。
ゴールドにもレッド、オレンジ、マホガニーなど
さまざまな種類のゴールドがあり、その組み合わせは実に多彩。
また、アメリカやイギリスにはブラックマスク、
アイラインや鼻と口元がレバーといった日本では珍しいカラーもおり、
毛色のバリエーションは数えきれません。
アメリカではソリッド・ブラックもポピュラーな毛色で、
これはもつれにくく手入れがしやすい毛質だといわれています。
ボーダーコリー
ビーグル
キャバリア
ラブラドールレトリーバー
ゴールデンレトリーバー